ライオンなど冬の「保湿」商戦 洗剤・ティッシュ・下着…乾燥肌に照準

フジサンケイ ビジネスアイ 10月9日(土)8時15分配信
 肌の乾燥が気になる冬を間近に控え、日用品やアパレルメーカーが「保湿効果」に着目した商品を相次ぎ投入している。ライオンは6日、保湿成分などを配合し手荒れを防ぐ台所用洗剤を発売し、大王製紙も水分の割合を高めたティッシュペーパーを1日に投入。ワコールは先月、水分を含む生地でしっとりとした感触を追求した保温下着の販売を始めた。冬場に乾燥肌に悩む人は増えているといい、各社とも顧客囲い込みを狙う。

 ライオンは主力の台所用洗剤「チャーミー 泡のチカラ」から、「手肌プレミアム」を発売した。保湿成分を配合した上、洗浄成分が皮膚に吸着するのを抑える新技術を採用し、手荒れを防止する機能を高めた。同社は「高い洗浄力と手肌へのやさしさを実感してほしい」として、手荒れに悩む主婦をターゲットに販売拡大を狙う。

 大王製紙は「エリエール」ブランドの「プラスウォーター」を投入した。保湿成分を配合して水分の割合を高めたことで、肌触りの良さを向上させることに成功した。同社は「冬に向けて乾燥する肌をいたわりたい消費者も取り込んでいきたい」と力を込める。

 ワコールが発売したのは「しっとりスゴ衣」。同社は2007年から薄くて暖かい保温下着「スゴ衣」シリーズを展開してきたが、今年は水分を含む素材を採用した商品を追加し、「なめらかでやさしい肌触りを実現した」という。気温が下がり始めた先月後半ごろから売り上げが伸び始めたといい、来年3月までに40万枚、「スゴ衣」シリーズ計7品目で126万枚の販売を計画している。

 化粧品ではすでになじみの「保湿効果」だが、今後はそれ以外の商品も活発化しそうだ。
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三菱 RVR、遠隔操作でオンライン試乗…世界初

レスポンス 10月12日(火)20時17分配信

三菱自動車の米国法人、三菱モーターノースアメリカは7日、2011年モデルとして発売する新型『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)に、世界初の「オンラインテストドライブ」を導入すると発表した。

これは新型RVRの米国発売に際して、販促手段として導入するもの。米国在住の18歳以上の免許保有者を対象に、インターネット上でRVRの試乗体験をしてもらおうというプログラムである。

プログラムは、遠隔操作のできるソフトウェア&ハードウェアと、専用システムインターフェースで構成。これらのハイテクによって、RVRをテストコースで無人走行させ、そのオンボード映像を収録した。RVRに興味のある顧客は、パソコンを通じてRVRを自由自在に操れるという内容だ。

オンラインテストドライブは11月1日から10日まで、特設サイトで実施。同社は「POVオンボードビデオカメラや先進のエレクトロニックレシーバー、高性能サーボモーター、正確なGPSマッピングなどによるリアルな挙動を楽しんでほしい」とコメントしている。

《レスポンス 森脇稔》
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<ネットTV>競争火ぶた ソニー米国発売、世界普及に弾み

毎日新聞 10月14日(木)8時5分配信
ソニーは日本時間の13日、テレビ番組とインターネットを同時に楽しめる新型のネット対応テレビ「ソニー・インターネットTV」を、米国で16日から発売すると発表した。米検索最大手グーグルの基本ソフト(OS)を搭載したもので、テレビ番組を見ながら、キーボードの付いたリモコンで、動画のダウンロードや検索ができる。米国では量販店などで販売、日本での発売も検討している。テレビにネット機能を搭載する動きは世界的に進んでおり、新たな競争をテコに世界的な普及が進むとの見方が強まっている。【弘田恭子、米川直己、ニューヨーク斉藤信宏】

 「世界で初めて真のインターネットテレビ体験を届けられる。新たな価値を創造したい」。ソニーの石田佳久・ホームエンタテインメント事業本部長は、ニューヨークでの会見で「世界初」を強調、ライバルメーカーに後れを取るテレビ市場での販売巻き返しに自信を見せた。

 「ソニー・インターネットTV」はグーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」のテレビ向け改良版によるシステム「グーグルテレビ」を初採用。米インテルのMPU(超小型演算処理装置)も搭載しており、キーボード付きのリモコンを使って、インターネットに接続したり、メールの送受信が可能。テレビ番組を見ながら、簡易型ブログ「ツイッター」(つぶやき)ができたり、動画などのダウンロードや、さらに関連情報を検索することもできる。国内でネット接続が可能なテレビは従来も販売されていたが、見たい映画や番組を探す際にテレビ番組とサイト上の動画を一度に検索できなかった。ソニー新型テレビは、番組とサイト上の動画などを同時に検索できる。11年初めからはアンドロイド向けソフトも使え、ネット活用の幅がさらに広がる。ソニーが4月に米国で始めた映画配信サービス「キュリオシティ」や、音楽配信サービス「ナップスター」も利用可能で、ソフト販売収入を増やす狙いもある。

 グーグルの狙いはテレビ視聴者をネット広告の分野に引き込むこと。JPモルガン証券の和泉美治シニアアナリストは「グーグルの市場はパソコンが中心だったが、より消費者の目に触れる機会が多いテレビは大きな魅力」と指摘。世界のテレビ利用者は約40億人とされ、パソコンの約4倍。「グーグルテレビ」で検索連動型の広告を表示することで、広告価値が高まる。

 また、10年1〜6月の薄型テレビ市場でのソニーの世界シェアは11・5%の3位。価格競争力や独自のマーケティングを武器にシェアを伸ばしたサムスン電子は23・4%(1位)、LGエレクトロニクスが14・1%(2位)で韓国勢に大きく水をあけられている。ソニーはストリンガー会長兼社長が掲げる「ハードとソフトの融合」を体現する高付加価値商品で違いを打ち出し、世界市場での復権を図る考えだ。

 「グーグルテレビ」は今後公開される見通し。ソニー以外のメーカーが採用するのも「時間の問題」(日本の大手電機)と見られ最初の提携相手のソニーが先行メリットを生かせるかが注目される。

 ◇規制多く日本出遅れ

 ネットテレビが日本で普及するには時間がかかるとの見方が強い。ソニーは10月上旬に開かれたIT家電見本市「シーテック」にインターネットTVを出品しなかった。米アップル社や韓国サムスン電子も日本での発売は未定だ。

 背景には、テレビの放送番組をインターネットで配信しようとすると、規制が多いことがある。また、「ネットからダウンロードする手間をかけなくても、映画1作100円など格安のレンタルDVD店が全国に存在している」(関係者)という日本の特殊な状況もありそうだ。ただ、「アップルの新型携帯端末iPad(アイパッド)の発売で、日本の電子書籍事業が一気に加速したように、ネットテレビ事業が普及する可能性はある」(ROAの宋国憲取締役)と望みをかける声もある。

 先行きが不透明な日本を尻目に、世界的にはネット対応テレビは本格普及に入るとの見方が強い。調査会社ROAによると10年には世界のテレビ市場の14%に当たる3420万台、14年には42%の1億3300万台に達する見通しだ。「高速大容量のインターネット回線の普及と競争激化による価格低下で、ネット対応テレビ普及の道が開かれる」(アナリスト)とみられる。

 「わずか99ドル(約8100円)の小さな箱があれば、何千ものハイビジョン映画やテレビ番組を見られる」。米アップルのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)は9月1日、サンフランシスコでの発表会で、テレビとつなげて、インターネットに接続できる新型「アップルTV」を片手に語った。

 初代アップルTVは07年3月に299ドル(約2万4000円)で発売。映画などを内蔵ハードディスクにいくつも保存すると、すぐに容量不足になるなど使い勝手の悪さが目立った。今回はテレビ番組を1本99セント(約81円)、映画は1本4・99ドル(約400円)と安くしたうえ、ネットを通じてレンタルする方式に変更。本体価格も99ドルに大幅値下げした。

 米ネット小売り大手「アマゾン」もインターネットを通じて販売するテレビ番組の価格を9月に1本99セントに値下げ。また、サムスン電子も40型のネットテレビを7万円台と比較的低価格で発売、シェア獲得を狙う。

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 ■ことば

 ◇インターネット対応テレビ
 インターネット接続機能を持ち、パソコンなどを経由せずに映画や音楽の配信サービスを受けたり、ウェブサイトの閲覧や検索、メール送受信ができるテレビ。動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」対応やテレビ電話などの機能はメーカーによって異なる。韓国のサムスン電子ソニーが発売したインターネット対応テレビは、多機能携帯電話「スマートフォン」のように利用者がソフトを自由に追加できるため、「スマートテレビ」とも呼ばれる。
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居酒屋革命!!270円居酒屋登場で老舗の株価が下落

サーチナ 10月13日(水)14時14分配信
 庄や、日本海庄や、やるき茶屋を展開する居酒屋大手の大庄 <9979> が2011年8月期に40店舗閉鎖することを明らかにした。普段から出来高の少ない銘柄のため株価に大きな変動がないが、居酒屋業界の株価には激震が走っている。

 居酒屋「天狗」を展開するテンアライド <8207> 、甘太郎、北海道を展開するコロワイド <7616> 、居酒屋「和民」を展開するワタミ <7522> の株価は軒並み右肩下がりの トレンドを描いている。

 一方、「居酒屋革命」ともいえる大胆な低価格戦略に出た三光マーケティングフーズ <2762> の株価は堅調に推移している。同社は299円、280円、270円(税抜き)で均一価格メニューで話題となっている「金の蔵ジュニア」を展開、全品270円の居酒屋「月の雫」なども好調で会社としては出店攻勢を仕掛けている。

 不景気が長引き、ふところの寒いサラリーマンにとって唯一の憩いの場として激安居酒屋がブームになっている。同社は2011年6月期に過去最大規模となる50店を出店する予定。(編集担当:山田一
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