ホンダ、通期大幅上方修正は経費削減と米金融事業の改善が主因=近藤副社長

[東京 27日 ロイター] ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)の近藤広一副社長は27日の決算会見で、2010年3月期の連結営業利益見通しを7月時点の700億円から1900億円へ引き上げた理由について、「増額分1200億円のうち1000億円が四輪車関連、200億円が二輪車関連」と述べた。最大の増益要因については、「さまざまな経費削減で総額500億円の増益要因になる。四輪車などの販売台数増の影響は320─330億円で、金融事業の影響が360億円」と分析した。金融事業は、「米国中古車市場の回復により(利益)貢献が大きい」と述べた。また鋼材など原材料の値下げも50億円利益を押し上げる。同社は、通期の世界四輪車販売台数を329万5000台から340万台に引き上げたが、内訳は「中国7万台、日本3万台」としている。
http://jp.reuters.com/article/jpSubCompanyNews/idJPnTK032054520091027
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