クレセゾンの09年4―9月当期利益は前年比‐44.6%

2009年 11月 6日 17:01 JST
[東京 6日 ロイター] クレディセゾン(8253.T: 株価, ニュース, レポート)は6日、2009年4―9月の連結当期利益が前年同期比44.6%減の86億円になったと発表した。不動産関連事業の縮小や利息返還請求の貸し倒れ引当金増加が利益を圧迫した。
同社が進めている不動産関連事業縮小の影響や、主力のクレジットサービス事業でのキャッシング取扱高の伸び悩みなどで、営業収益が前年同期比8.5%減の1567億円となった。業務委託費や支払手数料の削減などの経費削減を進めたが、過払い利息返還請求への対応で貸し倒れ引当金が増加したこともあって、営業利益は同4割減の179億円と落ち込んだ。
会見した前川輝之副社長は「消費者に生活防衛意識が高まり、カード運用にも顕著な傾向が出てきた」と説明。高額商品での利用が減り、カード利用の単価が下落しているとし「大変厳しい状況で推移した」と述べた。キャッシングでも、利用単価が下落しているとした。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-12333320091106
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