三越伊勢丹10年3月期、売上げ減もコスト削減で利益確保へ

11月9日14時42分配信 ロイター
[東京 9日 ロイター] 三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>は9日、2010年3月期の連結営業利益予想を前年比89.8%減の20億円で据え置くと発表した。厳しい消費環境が続いており、売上高予想は100億円下方修正したものの、販売管理費の削減を進め、利益を確保する。
厳しい売り上げの低迷が続く中で、下期も43億円の販売管理費削減を実施し、年間で158億円を削減する予定。こうしたコスト削減で、利益予想は従来計画を確保したい考え。三越池袋店の売却益約160億円を特別利益に計上するため、当期利益予想は200億円(前年比327.1%増)と大幅に増加する。
2009年4―9月連結営業損益は4億円の赤字に転落した。前年同期は112億円の黒字だった。売上高が前年同期比12.5%減の6171億円にとどまり、コスト削減を進めたものの、売り上げ減による粗利益減少をカバーできなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091109-00000583-reu-bus_all
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