パナホーム、30代の一次取得層に照準−営業経費削減で低価格化 2000万円以下の住宅を提供。

掲載日 2009年11月30日
パナホームは30代前半、年収400万―600万円台の一戸建て住宅の一次取得層を開拓する。住宅市場のボリュームゾーンが若年層に移行しているため。営業経費低減や設備調達の工夫などで、低価格化する。地域、期間、棟数を限定した2000万円以下の住宅を販売しているほか、11月から大阪地区限定のウェブ専用住宅のテスト販売を始めた。
パナホームはキャンペーン結果や顧客の反応を分析し、恒久的な商品に反映させる。従来の同社の中高級の価格帯では取り込めなかった層の獲得につなげる。
2009年春に大阪地区で発売した「エルソラーナキューブ」は、出力3キロワットの太陽光発電システム(PV)とパナソニック製設備を備え、最も安いもので2000万円以下にした。
その後、関東、中部でも期間、棟数などを限定して販売している。間取り、設備の選択肢は限られるが、住宅メーカーとして練り上げたプランを提案。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0920091130cdaj.html
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