富山競輪、売り上げ4.4%減

経済情勢の悪化が原因
富山市が運営する富山競輪が6日、今年度の開催を終了した。4月24日に開幕し、計58日開催した期間中の車券の売り上げは125億1491万円、総入場者数は13万7784人で、いずれも前年度より4・4%減少した。市公営競技事務所は「昨年秋以降の経済情勢の悪化が売り上げ減につながった」と分析している。
来年度は経費削減のため、これまで警備や広告、発券機の保守点検など業務ごとに分かれていた委託先を一本化する。11月の委託業者選定委員会で、提案のあった2社から場内放送会社「日本写真判定」(東京)を候補に選んでおり、来年1月までに5年間の基本契約を結ぶことにしている。
今年度の決算が確定するのは場外レースが終わる来年3月以降になる。同競輪の売り上げは1995年度の374億92万円をピークに減り続けているが、単年度で黒字にならなかったのは、ビッグレース「ふるさとダービー」開催で経費が増えたものの、売り上げが伸びなかった2006年度のみ。
(2009年12月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20091208-OYT8T00092.htm
【経費削減、コスト削減、コストダウン、コストカットに関するニュース・情報】
コメント:
公営のギャンブル業界も売り上げ減少に苦しんでいる。
経費削減を進めて、何とか黒字化してもらいたいが顧客層を増やす努力とリピート率向上の施策を進めていかないとどこかで、決断をしないといけない。