HIS、6年ぶり減収 燃料サーチャージ低下で

2009.12.16 18:51
旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が16日発表した2009年10月期連結決算は、売上高が前期比11・8%減の3250億円で、6年ぶりの減収となった。航空会社の代理で徴収する国際線運賃の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の低下などが主な要因。

 最終利益はコスト削減が寄与し、35・5%増の33億円だった。

 旅行の取り扱い人数は13・6%増の277万人だったものの、景気低迷などに伴う「(消費者の)安・近・短」(平林朗社長)傾向が強まり、旅行単価が落ちた。新型インフルエンザの感染拡大も響いたという。

 10年10月期については、売上高が3630億円、最終利益が41億円を見込んでいる。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091216/biz0912161852040-n1.htm
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