ドラッグストア各社、調剤ポイントを相次ぎ導入−顧客の囲い込み強化

掲載日 2010年11月23日
ドラッグストアチェーンで、医療用医薬品の調剤の際にポイントを付与する「調剤ポイント」の導入が相次いでいる。業界ではマツモトキヨシスギ薬局といった大手が10月ごろから導入を開始。グローウェルホールディングスも12月から傘下の事業会社で足並みをそろえ実施する方針だ。
 【1%分付与】
 マツモトキヨシ調剤薬局併設の約70店で100円につき1―2%(1、2ポイント)の現金ポイント付与を始めた。ツルハも約200店の調剤薬局併設店で100円につき1%のポイント付与を開始。グローウェルも12月から傘下の事業会社で、100円に対し1%分を付与するポイント制を一斉スタートする。3社ともにポイント利用は調剤以外の支払いが対象だ。
 これに対しスギ薬局は調剤ポイント専用の景品を用意。旅行券や食事券、さらに目覚まし時計などを、ためたポイントに応じて獲得できる仕組みにした。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120101123ceah.html?news-t1123
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