唐ワン伽哩：カレーでまちおこし 唐津市が事業支援、ゆるキャラもＰＲ ／佐賀

唐津市をこだわりのカレーで元気にしようと、ゆるキャラ「唐ワンくん」を活用したグルメイベント「唐ワン伽哩（カリー）」発信事業が繰り広げられている。カレーのメニューがある市内の飲食店が参加して「こだわりのカレー」でまちおこしを図っている。

　地元の市民グループ・唐津ご当地グルメ研究会（篠原宏司会長）が、市の「がんばる地域応援補助金」（２０万円）を受けて「唐ワン伽哩倶楽部（くらぶ）」（河内野信恒部長）を設立し、事業を展開している。

　研究会によると、県は１世帯当たりのカレールウ消費量が全国１位（０８年総務省家計調査）▽唐津には日本の稲作発祥の地・菜畑遺跡がある▽「カレーライスを初めて食べた日本人」とされる教育者の山川健次郎は、日本近代洋風建築の草分けとして有名な唐津市出身の建築家・辰野金吾と義理の兄弟−−などをＰＲしていく。

　３１日まで市内の飲食店に登録を呼びかけている。条件はカレーの中に１品以上唐津産の食材を入れることなど３カ条。登録料３０００円で販促ツール（のぼり旗１本、ランチョンマット１００枚、卓上ＰＯＰ５枚）をもらえる。
毎日新聞　2011年3月28日　地方版
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110328ddlk41040278000c.html

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