仙台に来月「復興支援酒場」オープン 利益すべて寄付します 秋田

産経新聞 8月5日(金)7時55分配信
 全国に居酒屋を展開するドリームリンク(秋田市、村上雅彦社長)は4日、9月13日から仙台市青葉区に被災地支援を目的にした居酒屋「復興支援酒場」をオープンすると発表した。1年間の総利益を被災3県に寄付、食材の放射性物質の有無についても自前の機材で検査するとしている。

 同社は昭和57年に創業したベンチャー企業。昭和レトロ風居酒屋「薄利多売 半兵ヱ」などを全国に73店舗展開してきた。

 震災直後は炊き出しなどのボランティアを続けたほか、3月24日から5月31日まで、料理やコースの値段に10円や100円を加える形で義援金を集め、利益の一部を加えて7月下旬に岩手、宮城、福島3県の県庁に計53万円余りを寄付した。

 9月にオープンするのは、くし焼きや焼き鳥などを中心にした一般的な居酒屋。住所は仙台市青葉区中央1の8の2。42席。午後5時〜午前0時で年中無休。当面、来年9月30日までの約1年間営業する。

 岩手18、宮城26、福島50の地酒計94種類を提供するのが売りだが、食材については、全国のメーカーや業者、個人などから善意の提供も受ける。ただし、風評被害防止のために、食材すべてに自前の測定器で放射能検査を実施するとしている。毎月末、税理士の検証の上、利益を公開。1年間の総利益を岩手、宮城、福島3県に均等に寄付する。さらに、現金の義援金も受け付ける。

 復興支援酒場の出店は首都圏でも企画しているという。小熊甚一取締役は「お世話になった方々への恩返しに何かできないかと模索してきた結果、こういう形にたどり着いた。まったくのボランティアになるが、少しでもお役に立てればうれしい」と話している。

 問い合わせは(電)018・863・9999。

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