中国マクドナルド、拡大路線に陰り 国内不景気や鳥インフル影響

XINHUA.JP 7月24日(水)13時42分配信

昨年以降、外資ファーストフードは中国でさまざまな“災難”に見舞われている。成長ホルモンを投与した鶏肉使用疑惑が落ち着く間もなく、4月には鳥インフルエンザが発生。中国の景気も振るわない中、マクドナルドは、第二四半期の営業報告で、中国の事業見通しに悲観的な態度を示している。業界の競争、コスト圧力、ニーズの変化、欧州経済の影響など、逆風にさらされて、マクドナルドの憂いは尽きない。7月24日、第一財経日報が伝えた。

マクドナルドの第二四半期報告によると、アジア太平洋地区の利益は昨年同期比4%減の1.9億米ドル。同社は主要な原因として、中国での新店舗開設と人件費増加によるコスト増を挙げた。

マクドナルドは今年の出店ペースを抑えるとともに、値上げも避けている。ドン・トンプソン同社CEOは報告書で、外食不況はしばらく続くため、販売や利益の増加は難しいと説明。本年度の新設店舗を、経済成長が鈍化し、鳥インフルエンザによって鶏肉の消費が減っている中国を中心に、計画より50店舗減らすと表明した。

マクドナルドの責任者によると、中国は同社にとってもっとも出店ペースが速い地区という。2012年には256店が開店し、2013年は昨年のペースを上回る見通し。今年6月末時点で、中国には1777店舗があるが、同責任者も市場の変化に対応して出店計画を見直していくと認めた。

中国料理協会の辺彊会長秘書は、「マクドナルドの現状は中国の外食産業が直面している困難の縮図だ」と指摘する。外食産業は全般的に不振で、高級店も低価格店も同様に大きな打撃を受けている。実際、外食不況は2008年から始まっており、現在が最も悪い状況と見られる。9月から10月にかけて、多少の改善が見込まれるが、全体の情勢はなお不透明だ。

(編集翻訳 浦上早苗)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130724-00000017-xinhua-cn

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