全日空、沖縄ハブの貨物路線拡充 中部や中国・青島

2013/8/30 2:12

全日本空輸は那覇空港に設けた国際物流基地「沖縄貨物ハブ」の貨物路線を拡充する。29日に中部国際空港を結ぶ路線を就航したほか、10月下旬には中国・青島線も追加する計画。沖縄ハブの路線を今後順次増やし、貨物運搬事業を拡大する。

　中部線は貨物専用機「ボーイング767―300Ｆ」（積載重量50トン）を使い、週６便を運航する。成田発の第１便は中部経由で、沖縄ハブに29日午前２時すぎに到着。その後、貨物をアジアに向かう航空機に積み替えた。全日空によると、製造業の多い中部地方の貨物を翌朝にアジア各地に届けられるという。

　同社は10月27日から、中国・青島線も週６便を運航する計画。このほか、今年度中に東南アジアの１〜２カ所との路線も就航する予定だ。

　同社は年内をメドに、貨物事業専門の新会社を立ち上げ、来年４月に貨物事業を新会社に移管する方針。沖縄ハブを活用し、アジアの航空貨物事業を強化する。

http://www.nikkei.com/article/DGXNZO59081590Z20C13A8LX0000/

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