東京ドーム一転増益 14年1月営業、ホテル稼働率向上

2013/9/5 23:07

東京ドームは5日、2014年1月期の連結営業利益が前期比4%増の100億円になりそうだと発表した。従来予想は90億円(7%減)だったが、旅行客増加に伴うホテルの稼働率向上などで一転増益となる。プロ野球・巨人の戦績次第で試合数が増えれば、収益がさらに上振れる可能性がある。

 売上高は子会社売却の影響で前期比微減の800億円(従来予想は805億円)となりそう。純利益は41%増の55億円と、従来予想から10億円上方修正した。

 13年2〜7月期は、円安を背景に国内外からの観光客が増え、敷地内の東京ドームホテル稼働率が90%と、前年同期比で8ポイント、予想比で4ポイント上昇した。国内旅行者は前年同期と比べて約7%増、外国人は25%増だった。ドーム球場もコンサートの開催数が増え、関連グッズ販売も伸びた。

 14年1月期下期のみをみると先行きは不透明として従来予想をほぼ据え置いた。巨人がプレーオフに進出するなどで開催試合数が増えれば、ドームの受け取る使用料収入も増える。グッズ販売などでも押し上げ効果が見込め、通期業績は予想を上回る可能性が高まる。

http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNZO5933426005092013DT0000


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