党大会会場決めあぐね=自民、経費削減で

自民党が、来年1月の通常国会召集に合わせて開く定期党大会の会場を決めあぐねている。与党時代は都内のホテルに国会議員や都道府県連役員、支持者ら数千人を集めて盛大に開催していたが、政党交付金の大幅カットによる収入減で、大会運営の見直しを求める声が出ているためだ。
同党は党大会を1月24日に行う方向で調整している。ただ、17日に開かれた副幹事長らの会議では、開催場所について「例年通り」とホテルを主張する意見の一方で、「野党転落でカネもない。党本部でやればいい」と節約を訴える声も上がり、結論を先送りした。
執行部は週内にも決めて準備を急ぎたい考えだが、肝心の谷垣禎一総裁は自転車事故による顔面負傷で自宅療養中。来年の党大会は、夏の参院選候補者を一堂に集めての決起集会の意味合いもあることから、参院幹部は「党大会くらい派手にやればいいのに」とこぼしている。(2009/11/18-17:18)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111800726
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コメント:
国家や地方自治体、政党も経費削減、コスト削減に真剣に取り組む時代になてきたことのひとつの事例といえる。自民党議席数を大幅に減らし、野党に転落したことで収入が激減したことが背景にある。
ただ公的な団体については更に経費削減につながる施策が多くあるのではないかと思う。