日航、国内線の発券手数料を半額以下に

2009年12月11日(金)08:09
公的管理下で再建中の日本航空が、国内線の航空券を発券した旅行会社に支払う「発券手数料」を2010年4月から半額以下に引き下げることを決めたことが10日、わかった。
自社のホームページ経由での航空券販売が増えたことや聖域を設けないコスト削減の一環だが、ツアー料金などの値上げや、中小旅行会社の経営の圧迫につながる可能性もある。
発券手数料は、個人、団体、パックツアー向けといった販売用途に応じ、航空運賃の5〜7%になるが、これを0〜2・5%に引き下げる。コスト削減効果は年間100億円規模になるとみられる。これに対し旅行会社側は、強く反発している。
すでに、全日本空輸は来年4月から国内線の発券手数料を大幅に引き下げる方針を決めているほか、国際線の発券手数料は、両社とも今年4月に廃止している。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20091211-567-OYT1T00090.html
【経費削減、コスト削減、コストダウン、コストカットに関するニュース・情報】