民主党職員 冬のボーナス一律10万円アップ 一方で自民党は・・・

2009年12月14日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●一方の自民はトイレの紙も惜しむケチケチぶり

 民主党の“大盤振る舞い”が話題になっている。

 ボーナス減が当たり前の状況の中で、アップした数少ない団体のひとつが、民主党なのだ。

「党職員の冬のボーナスは、規定で毎年2.4カ月分に決まっています。それが、今年は全員に10万円が加算されました。今年1年、頑張った甲斐がありましたね」(民主党職員)

 特別臨時ボーナス10万円は、職員の間で「政権交代手当」と呼ばれているという。

 ホクホクの民主党に比べ悲惨なのが自民党だ。先の総選挙で衆院議員が181人も減ってしまい、国会議員数は半減。議員数に応じて割り当てられる来年の政党助成金は、52億円減の104億円になる見通しだ。財政難で、党本部の職員のうち3分の1をリストラする案まで浮上していた。

 結局、来夏の参院選まではスタッフが多いほうがいいということで、リストラは一時凍結されたが、人件費の削減は着々と進行している。

「与党時代は、党三役には選任スタッフが4〜5人付いていたのに、3人に減った。他の役員クラスなんて、スタッフが専任から兼任になってしまいました。人手が余り、総選挙後の3カ月で、何人もの職員が辞めています。残った職員は給与減。党の財政難は深刻で、経費削減のために、党本部で開かれる部会で振る舞われていた弁当が出なくなったし、トイレの手ふき用ペーパーも廃止されました」(自民党関係者)

 助成金がガタ減りする来年は、さらに厳しい。党本部からトイレットペーパーも消えてしまうかもしれない。
http://news.livedoor.com/article/detail/4502096/
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