米スターバックス純利益43%増 10〜12月、原料高吸収 客数・単価伸びる

2011/1/27 7:36
【ニューヨーク=杉本晶子】米スターバックスが26日発表した2010年10〜12月期決算は、純利益が前年同期比43.5%増の3億4600万ドル(約285億円)となった。優良顧客の囲い込みをテコに主力の米国のほか海外市場でも客数と客単価を順調に伸ばし、コーヒー相場の急騰に伴うコスト増を吸収した。

 売上高は前年同期比8.4%増の29億5000万ドル。既存店売上高は世界で7%増となり、5四半期連続で前年比プラスを確保した。客数が5%伸びたうえ、客単価も2%上昇した。既存店売上高を地域別に見ると、全体の約7割を占める米国が8%増、米国外では5%増となった。

 利用額に応じて割引など特典を手厚くする会員カードや、ソーシャルメディアを通じた販促策が効いたほか、インスタントコーヒー「VIA(ヴィア)」の売り上げ増が全体を引き上げた。

 スターバックスは同日、11年9月期通期の1株利益予想を1.44〜1.47ドルとし、従来予想(1.41〜1.47ドル)から下限を引き上げた。

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959CE0E5E2E2938DE0E5E2E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

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