アメリカのスタバでおサイフケータイ開始![外国すまひ]

2011年01月24日
[the. 外国すまひ] は、海外生活をする日本人が、日々の生活の中で何気なく感じた文化の違いをご紹介するコーナー。本日はアメリカ在住の女性記者による、アメリカの「スタバのおサイフケータイ開始」について。

いよいよ今年2011年1月20日(米国では19日)全米のスタバックスコーヒーが一斉にモバイル決済を開始! 日本ではおなじみのおサイフケータイというものですね。

一部の地域で実験的にやってみて好評だったら徐々に広げ、最終的に全国で運用というのは良くある手ですが、アメリカのスターバックスも抜け目なくこの作戦を遂行していました。2009年9月にスタバ発祥の地のシアトルやカリフォルニアの北部地域、2010年10月からニューヨークやロングアイランドの一部の地域などでスマートフォンによるモバイル決済の試験的な試みがされていたのです。

今回は、iPhoneiPod touchBlackBerryなどの携帯アプリ(Starbucks Card Mobile App−スターバックス・カード・モバイル・アプリ)を使用して決済が出来るというもの。ちなみにグーグル社のアンドロイドは現在開発中で未対応です。

使い方としては、まずiTunesなどからスターバックスカードモバイルアプリ(無料)をダウンロード。するとMY Cardsに自分専用のスタバカードが表示されます。アプリ画面の「Touch to pay」からバーコードを表示させ、支払い時にスタバのレジのところにあるスキャナー機にかざすだけ。それだけで購入ができちゃいます!

なお、この方式での支払いも従来のスターバックスカードと同様、コーヒーなどの飲み物に限らずマグカップやコーヒー豆、スナック類など店舗に置いてある全商品に対応しています。

また、アプリならではの残高確認や追加入金もでき、最寄りの店舗検索やポイント(スターポイントを集めて、その数によってコーヒー無料などのサービスガ受けられる)確認などもできるのです。

ちなみに、日本の外食産業では2008年よりマクドナルドが初めてケータイ支払いサービスを開始。アメリカでもスマートフォンの使用率はのきなみ増えており、いよいよ日本のように携帯電子マネー決済の幕開けとなる兆し。スターバックスはこれを機にアプリ世代の新顧客の囲い込みを期待しているようです。
(記者:Shizuiki)
http://youpouch.com/2011/01/24/173238/


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