モスフード／4〜12月は既存店好調で増収増益

（決算 / 2011年02月07日）
モスフードサービスが2月7日に発表した2011年3月期第3四半期決算によると、売上高481億500万円（前年同期比5.0％増）、営業利益28億200万円（54.0％増）、経常利益31億1000万円（53.3％増）、当期利益15億3700万円（52.8％増）となった。

モスバーガー事業の売上高は450億5100万円（6.2％増）、営業利益は39億1900万円となった。既存店売上高は2.0％増となった。

国産肉をはじめとする国産食材を使用した「とびきりハンバーグサンド」シリーズが引き続き好調に推移した。国産食材を活用した期間限定商品や企業コラボレーション商品などを順次発売したほか、12月にはクリスマスキャンペーンとして「モスチキンパック」の予約販売を促進した。

ダスキンとの資本・業務提携による協働事業の一環として広島県内に初出店した両社で初めてとなる共同店舗「MOSDO（モスド）」は、売上・客数とも計画を大幅に上回った。

国内の店舗数は、前年度に続き積極的な出店を推進、出店38店に対し閉店13店で、モスバーガー事業の期末の店舗数は1367店舗（25店舗増）となった。

その他飲食事業の売上高は25億4300万円（11.5％減）、営業損失は3900万円だった。

通期の見通しは売上高620億円（3.3％増）、営業利益28億円（22.7％増）、経常利益31億円（22.8％増）、17億円（4.0％減）に上方修正した。
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