東日本大震災 東京・築地市場では魚の入荷量が回復しない中、風評被害懸念する声も

フジテレビ系(FNN) 4月4日(月)12時55分配信
東京の築地市場では、東日本大震災の影響で魚の入荷量が依然回復しない中、放射性物質で汚染された水の海への流出が止まらないため、魚介類への風評被害を懸念する声が上がっている。
築地市場の売り場には、たくさんのカレイが並んでいる。
本来であれば、宮城県岩手県のものが多かったということだが、今では八戸のものが多く並んでいる。
震災の影響で、いまだ福島県茨城県では漁が再開しておらず、魚の取引量は、震災前と比べて2割以上少なくなっているのが現状。
さらに、計画停電などで飲食店が影響を受け、市民の間で自粛ムードが広がっていることもあり、売り上げが伸びないという。
鮮魚店の人は「(売り上げは)3分の2くらいかな。本当にね、外が売れていないので、うちもやっぱり厳しいですよね」と話した。
そして、2日に発覚した福島第1原発からの汚染水の流出問題がある。
現在、千葉県などでは魚介類の放射能検査が行われ、いずれも基準値を下回る結果が出ているが、風評被害を懸念して、漁業関係者からは流出を早く止めるよう求める声が聞かれた。
仲卸業者は、「まず、(汚染水を)止めていただくことが先決ですよね。(汚染水が)出ない(対策を)やっていただいて、水産資源は大丈夫だということを発信していくべきだと思うので。今、現在は大丈夫なので、ぜひとも食べていただきたい。われわれだけでは、なんともできない問題なので」と話した。
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