つなごう希望：東日本大震災・鹿児島から 霧島から音楽でエール ／鹿児島

毎日新聞 4月4日(月)12時26分配信
　◇被災地に元気送りたい　チャリティーライブに１２組
　県内を拠点に活動するミュージシャンらによるチャリティーライブ「がんばろう日本！がんばろう霧島！」が３日、霧島市牧園町高千穂の霧島温泉市場であった。霧島・新燃岳噴火の風評被害に苦しむ温泉街と、東日本大震災の被災地を元気づけようと１２組が参加して、音楽でエールを送った。
　ミュージシャンの宮井紀行さんらが「音楽で霧島と日本を元気にしたい」と呼びかけ、地元の飲食店が協力し企画した。会場で１枚１０００円のチャリティータオルを販売し、収益金の一部が義援金として、霧島の温泉街と震災の被災地に送られる。喜界島出身の兄弟デュオ「ｄｏｋｉｄｏｋｉ」らが登場し、被災地へのエールとともに熱唱すると、会場からは大きな拍手がわき起こっていた。
　実行委員長の脇元敬さん（４１）は「まずは霧島が元気になり、そのパワーを被災地に届けたい」と支援を呼びかけていた。【黒澤敬太郎】
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