初代王者に「ホソカラ」 県内のB級グルメバトル 大津

産経新聞 8月1日(月)7時56分配信

 県内のB級グルメを一堂に集め、「滋賀の新名物」を決めるグルメイベント「滋賀B級グルメバトル」が30、31の両日、大津市浜大津の大津港周辺で開かれ、初代王者に「近江牛ホルモン唐揚げ ホソカラ」(200円)が輝いた。県内各地の飲食店など60組が参加し、近江牛を使ったラーメンや伝統食、ブラックバス料理など自慢の料理を出品した“ガチンコ対決”。2日間で10万人を超える来場者があり、滋賀の隠れた「逸品」に舌鼓を打っていた。

 イベントは毎年恒例の「浜大津サマーフェスタ」の規模を拡大し、安くておいしいB級グルメに焦点を絞り今年初めて開催。県内の60組のほかB級グルメの全国大会「B−1グランプリ」を2度制した「富士宮やきそば」(静岡県富士宮市)もゲスト参加した。

 会場の大津港周辺には、琵琶湖に沿う形で屋台が立ち並んだ。来場者は1品100〜500円の料理を食べ歩いて、気に入った料理に、使い終わったはしを“投票”。集まったはしの重さで初代グランプリを決めた。

 初代王者となったホソカラは、近江牛の小腸にオリジナルのピリ辛衣を付けて揚げた唐揚げで、おかずにもおやつにもなるという優れもの。素材がいいので臭みもなく、多くの支持を集めた。

 グランプリ以外にもセタシジミをふんだんに使ったチヂミ「しじみDEちじみ」や、近江牛でダシを取った「COTOCOTO煮込んだ近江牛らーめん」など、伝統的な食材を現代風にアレンジした料理が多く、カップルや家族連れを中心に人気を呼んできた。

 このほか、沖島近江八幡市)の漁師が自ら釣った琵琶湖のアユを炊きあげた「漁師のあゆ煮」などの伝統食や、ペルー風ステーキを近江米にのせた「近江ペルー丼」、ブラックバスを使用した「ビワバスのフランクフルト」といった変わり種もあり、来場者は屋台をはしごしながら食べ歩きを楽しんでいた。

 家族3人で訪れた大津市大江の会社員、南亨さん(31)は「お祭りみたいな熱気が楽しかったし、料理もおいしいかった」と笑顔で話していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110801-00000064-san-l25

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