【ベトナム・インドシナ】大戸屋、越進出で合弁設立:年内にホーチミンに1号店

NNA 8月8日(月)8時31分配信
 和定食専門店をチェーン展開する大戸屋ホールディングス(東京都武蔵野市)は5日、ベトナムと中国に海外フランチャイズ事業の展開を図る目的で、合弁会社を設立したと発表した。「大戸屋ごはん処」のベトナム1号店を今年12月にホーチミン市に開設する。

 ベトナム合弁会社の名称は「ベトナム・オオトヤ」で、今月中にもホーチミン市に設置。資本金は40万米ドル(1米ドル=約78円)で、地場のMESAアジア・パシフィック・トレーディング・サービシズ(本社・ハノイ)が70%、大戸屋が30%を出資する。大戸屋ブランドの和定食専門店をフランチャイズ(FC)展開する計画だ。食材は当初、日本やタイなどからの調達を検討しているもよう。ベトナムでの調達ルート開拓は、これからのようだ。

 大戸屋は昨年3月にベトナム進出計画を発表していた。当初は、タイの流通大手セントラル・グループ傘下のセントラル・レストランズ・グループ(CRG)が大戸屋ベトナム事業を担う構想もあったが、結局CRGは参画しないことになった。

 合弁相手のMESAは年商約1億米ドル。化粧品・消費者用品の販売、メディア・不動産開発・飲食店(米ハンバーガーのカールズジュニアやタイスキのMKレストランのFC展開)などの事業を行っている。

 ■中国は上海に1号店

 中国では、上海市で雑誌出版や日本料理店を展開するブロスと共同で、同市に「大戸屋(上海)餐飲管理」を設立する。

 資本金は300万元(約3,660万円)を予定し、出資比率は大戸屋が39%、ブロスが51%、その他が10%。今年11月下旬をめどに、同市に大戸屋ごはん処の1号店を出店する。

 大戸屋グループの店舗数は今年3月末時点で直営126店、FC109店、海外46店。海外ではタイのほか、台湾、香港、インドネシアシンガポールに出店している。
最終更新:8月8日(月)8時31分

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