被災飲食店再建、市民後押し 多賀城駅前にビアガーデン

東日本大震災で被災した飲食店が出店する「多賀城月の市にぎわい祭り」が29日、JR仙石線多賀城駅前広場で始まった。経営者の営業再開を後押ししようと、多賀城市の市民団体が企画。9月第1週までの週3日開く。店主らは「飲食店から元気を発信し、街ににぎわいを取り戻そう」と張り切っている。
 初日は8店舗が参加し、テントで生ビールや焼き鳥、カレーなどを販売した。仕事帰りの男女や家族連れが次々と訪れ、仮設のビアガーデンを楽しんだ。
 主催した「飲食店復興を進める会」代表の吉川俊宏さん(48)は「意欲を失っている店主に、経営再建に向けて奮起を促したい」と話す。
 津波で浸水した地域では、資金や用地の確保が難しく、再開の見通しが立たない飲食店も多い。
 同市桜木2丁目で居酒屋を営んでいた樋渡忠弘さん(53)は、避難所からアルバイトに通う生活を送る。「店の補修や機材の購入に多額の費用がかかるが、融資が下りない。収入が途絶えているので生活費の足しにしたい」と店を出した。
 販売する飲み物は、被災したキリンビール仙台工場(仙台市宮城野区)支援のため、同社の商品が中心。特設ステージではバンドやダンス、マジックの団体がボランティアで出演する。
 30と31日は午後1〜10時。8月中と9月第1週は木、金曜が午後4〜10時、土曜が午後1〜10時。復興を進める会は、出店者や出演者を募っている。連絡先は市商工観光課022(368)1141。

多くの市民が被災飲食店の仮設ビアガーデンを楽しんだ=29日午後6時30分ごろ、JR多賀城駅前広場


2011年07月30日土曜日

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