みんなの仕事帰りの外飲み事情は今

2011年8月9日
 インテージビジネスパーソンを対象に実施した調査の結果によると、仕事帰りに飲食店に飲みに行く「外飲み」は休前日の金曜日が最も多く、飲み時間は2―3時間、予算は3000―4000円程度が一般的だ。しかし、全体的な外飲み頻度は減少傾向にある。

 調査では、20―59歳のビジネスパーソン男女800人を対象にオンラインでアンケートを実施した。最近3カ月における仕事帰りの外飲み頻度を尋ねたところ、「行っていない」という回答が33.1%で最も多かった。2010年の同様の調査と比べると9.2ポイント増えている。次いで多かった答えは「2―3カ月に1回くらい」(18.8%)で、「1カ月に1回くらい」(17.4%)が続いた。「週1日以上」という人は17.3%にとどまった。

 女性を年代別で見た場合、「行っていない」という人は20歳代で23.0%、30歳代で35.0%、40歳代が45.0%、50歳代が54.0%と、年代が上がるにつれて割合が上昇する。一方「週1回以上」行く人は、40歳代と50歳代が10%以下であるのに対し、20歳代が16.0%、30歳代が19.0%と、積極的に外飲みに行っている。

 外飲みによく行く曜日としては、「金曜日」(58.3%)、「水曜日」(17.2%)、「木曜日」(14.6%)の順に多く、週の後半に集中していた。

 外飲み1回(一軒)あたりの金額は、「3000円程度」と「4000円程度」がそれぞれ32.9%、「5000円程度」が23.7%で、9割近い人が3000―5000円程度の範囲に収めている。この傾向は2010年の調査とほとんど変わらない。

 外飲み1回あたりの時間は、「3時間くらい」が46.0%、「2時間くらい」が42.1%で、2―3時間が約9割を占める。女性は男性に比べ長時間傾向で、いずれの年代も「3時間くらい」が最も多く、「4時間」の割合はどの年代も男性より高かった。

■関連情報
インテージのWebサイト www.intage.co.jp/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20110809/112481/

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