応援消費が底上げ、東北の夏祭り堅調

2011/8/10 22:29日本経済新聞　電子版

　東日本大震災から11日で５カ月。東北地方の主要な夏祭りが終わり、大幅な減少が見込まれていた人出は事前予想を上回る堅調な結果だった。団体客は減ったが、被災地で積極的に消費する個人の「応援消費」が支えた格好だ。ホテルや飲食店は前年並みの実績を確保し、期間中の売り上げを伸ばした百貨店もある。

　盛岡市で８月１〜４日に開かれた「盛岡さんさ踊り」の人出は、前年比0.6％増の約136万人。今年はすべて平日開催…

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