「凍みっぱなし丼」デビュー 大崎玉造商工会が開発
河北新報 10月23日(日)8時39分配信
宮城県大崎市の玉造商工会が郷土食材「凍(し)みっぱなし」を使った「凍みっぱなし丼」を開発した。玉造地方(大崎市岩出山、鳴子温泉)の新しいご当地料理を観光客にPRしようと、同商工会は22日、同市鳴子温泉の鳴子峡レストハウスで、ミニ丼1000食を振る舞った。
同商工会に加入する12の飲食店と旅館での提供開始に合わせて実施した。凍みっぱなしは、しみ豆腐の乾燥工程を省いた食材で、大豆が原料のヘルシーさと、しみ豆腐よりも滑らかな食感が特長。これを甘いたれで味付けし、衣を付けて揚げてから卵でとじたカツ丼風の料理が凍みっぱなし丼だ。振る舞われた新料理の評判は上々。試食した新潟市の無職宮沢英夫さん(67)は「味が染みていておいしい」と話す。
同商工会は昨年6月から新メニューの開発を始めた。ことし1月には試食会を行うなど、商品化の準備を進めてきた。
来年秋に愛媛県宇和島市で開催予定の「全国丼サミット」に出品を予定するなど全国PRも計画している。
同商工会の舘股秀隆会長は「登米の油麩(ふ)丼や石巻焼きそばに匹敵するような料理に育てていきたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111023-00000020-khks-l04
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