【シンガポール】商社カメイが地場食品買収、海外貿易拡大へ

NNA 12月20日(火)8時31分配信
 総合商社のカメイ(宮城県仙台市)は、シンガポールの食品商社IMEI(イメイ)を買収したと発表した。同社が東南アジア諸国に持つ販売ネットワークを活用して域内での食料品事業を強化していく。

 イメイの発行済み株式60万5,402株を100%取得した。買収金額は公表していない。イメイは日本産食料品を輸入し、シンガポール国内のスーパーやレストランをはじめ、東南アジア地域一帯の小売店や飲食店向けに輸出している。

 カメイの担当者はNNAに対し、「主力事業である石油製品の輸出入が日本国内の市場縮小などの影響を受けていることもあり、会社の重要方針の1つとして貿易業務の拡大を打ち出している。イメイをカメイグループの傘下に加えることで、イメイが東南アジア、オセアニア両地域に展開する販売ネットワークを生かして、カメイの食料品貿易部門の規模を拡大できる」と話した。カメイは東南アジアの「らーめん山頭火」運営を統括するサントウカ・カメイ・シンガポールを経営しており、イメイから食材を調達している関係にあったことから、今回の株式買収につながった。具体的な売上高目標額や今後の展開については、現在検討しているという。

 カメイは仙台コカコーラボトリングなどの食品関連子会社をグループ傘下に収めている。カメイのシンガポール現地法人は石油製品の輸出入事業と食料品貿易事業を展開。主に日本酒や乾燥品の輸入事業を展開している。
最終更新:12月20日(火)8時31分
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