6月の食品スーパー売上高0.3%増 16カ月ぶり増、気温上昇で

2013/7/23 14:13

日本スーパーマーケット協会など食品スーパー3業界団体が23日発表した6月の全国食品スーパー売上高(速報値、既存店ベース)は前年同月比0.3%増の7648億円と、16カ月ぶりに小幅ながら前年実績を上回った。気温上昇を追い風に、総菜といった食品のほか浴用品を含む非食品が前年の水準を上回った。日曜日が昨年に比べ1日多かったことも寄与した。

 そうめんを中心とする乾麺やめんつゆ、ビールを含む一般食品は0.5%増、天ぷらやつまみなどの総菜が0.6%増となった。汗をかく日が増えたことでシャンプーやリンスなど浴用品や洗濯洗剤を含む非食品は3.0%伸びた。一方、主力の生鮮食品は0.6%減。野菜の相場安で青果が1.9%減、水産は需要低迷にウナギの価格高を受けた買い控えが重なり1.1%減だった。

 オール日本スーパーマーケット協会の松本光雄専務理事は「生鮮品の一部で仕入れ原価が上昇したが、売り上げや客単価の伸びに反映できている。購買力は少し戻ってきた」と話した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL230JM_T20C13A7000000/

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