サントリー、手軽なリキュール発売 グラスに氷入れ注ぐだけ

2013/7/23 16:13

サントリーホールディングス傘下のサントリー酒類は23日、氷を入れたグラスに注ぐだけで本格的な味わいが楽しめるＲＴＳ（レディー・トゥ・サーブ）のリキュール３品を９月17日に発売すると発表した。アルコール度数は12〜19度と、洋酒と低アルコール飲料の中間で手軽なため、需要拡大を見込みラインアップを拡充する。

　麦焼酎をベースにレモン果汁を加えた「檸檬とむぎのか」（紙パック入り900ミリリットル、瓶入り300ミリリットル）を投入。既存ブランドの「−（マイナス）196℃　ロックスタイル」にブドウ果実を瞬間凍結し粉砕して漬け込んだ酒を使った「グレープ」（700ミリリットル）を加えるほか、４月に700ミリリットル入りの販売を始めた焼酎ベースの「ふんわり鏡月　アセロラ」にはハーフサイズの375ミリリットル入りを追加する。「檸檬とむぎのか」は年内に５万ケース、ＲＴＳ全体では15年に100万ケースの販売を目指す。

　価格は瓶入りの「檸檬とむぎのか」（300ミリリットル）が税抜き350円、「―196℃　ロックスタイル」（700ミリリットル）が同933円などで、20〜40代を主な購買層に想定する。ＲＴＳをアピールするための特設コーナーを年内に全国１万店規模まで拡充する予定。このほか販促策として、人気女優の石原さとみさんを起用したテレビコマーシャルの放映を20日から始めた。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL230K8_T20C13A7000000/
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