米雇用8月16.9万人増、7月大幅に下方修正 緩和縮小慎重に検討

2013/9/6 21:49

【ワシントン=岩本昌子】米労働省が6日発表した8月の雇用統計によると、労働市場の回復ぶりを敏感に映す非農業部門の新規雇用者数は前月に比べ16.9万人増えた。市場予測の平均(17〜18万人程度)を下回った。失業率は前月から0.1ポイント下回る7.3%に低下した。

 同時に発表した改定では7月分は前月に発表した16.2万人から10.4万人、6月分は18.8万人から17.2万人にそれぞれ下方修正した。

 失業率が下がるのは2カ月連続。8月の失業者数は1131万6000人で、前月からおよそ20万人減った。雇用者数の増加に加え、統計上の失業者が減ったことから、失業率が下がったとみられる。

 分野別にみるとサービス部門が前月比13.4万人増え、今月の新規雇用の大半を占めた。小売りが安定した伸びを示したほか、教育・医療関連での雇用増が目立った。一方、鉱業、建築業などの生産部門は1.8万人増にとどまった。政府部門は4カ月ぶりに増加に転じ、前月から1.7万人増えた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGN0600Y_W3A900C1000000/



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