ヤフー増益、ニフティ減益 明暗

10月28日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
国内ポータル(玄関)サイト大手のヤフーとニフティは27日、2009年度4〜9月期連結決算を発表した。増収増益を確保したヤフーに対し、ニフティはインターネット接続会員の囲い込み施策でコストがかかり、増収減益と明暗がわかれた。
ソフトバンクグループで、国内検索サイトのシェア1位を維持するヤフーの売上高は前年同期比3.1%増の1356億円、最終利益は同6・5%増の393億円だった。衆院選挙関連の“特需”に加え、ネット販売関連や経費削減策が奏功した。井上雅弘社長はこの日の記者会見で、「(景気が)底を打った明るさも見えてきた」と指摘した。
一方、富士通グループニフティの売上高は同3.6%増の498億円、最終利益は同32.7%減の2億円にとどまった。ただ、今村隆社長は「モバイル(携帯電話)関連事業の会員数を増やす」と強調。売上高が同5.3%増の1025億円、最終利益が同80.8%増の12億円の09年度通期業績見通しに自信を見せた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000028-fsi-bus_all
経費削減 コスト削減 コストダウン コストカット ニュース 情報