トヨタ、全販社で顧客管理システム刷新

2010/7/17付 朝刊から
トヨタ自動車は国内すべての系列販売会社で顧客情報を管理するシステムを刷新する。約100億円を投じ、年内にも車検や修理などサービス収入の増加につながる新たなシステムに統一する。国内新車市場の拡大が見込めず、環境車が増えるなど構造変化も進むなか、きめ細かな対応で約2000万台を保有する既存顧客を囲い込み、国内営業をテコ入れする。

 トヨタが販売会社の営業システムを抜本的に見直すのは初めて。国内販売会社284社に導入する。系列販売店は合計で約5000店あるが、販売会社が個別の判断で各店舗に配備する。顧客情報管理のほか、月ごとや日々の営業活動管理といった8つの機能があり、販売会社が使っている既存システムと組み合わせても使える。販売会社ごとに経営規模が異なり、システムのレベルにも差がある点を考慮した。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9693819696E3E7E290988DE3E4E2E5E0E2E3E29F9FEAE2E2E0

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