8月の売上高500億円超 マック、販促効果で過去最高

2010.9.8 05:00
 日本マクドナルドは7日、8月の全店売上高が前年同月比5.0%増の513億9200万円となり、1971年7月の創業以来、月間売上高で過去最高を更新したと発表した。

 過去最高は今年3月に記録した497億2800万円で、初めて500億円を突破した。「ビッグマック」を200円に割り引くなどのキャンペーンを立て続けに展開したことが売り上げ増に貢献した。

 8月の既存店売上高は前年同月比9.2%増、既存店客数は同8.9%アップした。8月には旧盆時期にサイドメニューの「ジューシーチキンセレクト」を1本無料で提供するサービスを展開したほか、17〜26日の10日間限定で、通常290〜320円で販売している「ビッグマック」を200円で販売。客数を大きく伸ばした。

 ただ、キャンペーンに伴い、商品の値下げを展開した結果、既存店の客単価は前月の5.0%増から、前年並みの0.2%増に伸びが縮小した。

 不採算店などの戦略的な閉店で8月末時点の店舗数は3391店と3月末に比べ、277店減少。1営業店舗当たりの平均売り上げが上昇したとしている。
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