京都国際ホテル、全面改修 70億円投資

京都新聞 10月15日(金)9時39分配信
藤田観光(東京都)は14日、京都市中京区の京都国際ホテルを約70億円かけて全面改修する、と発表した。客室を広げ、玄関やレストランを一新。高級感のある内装にし、個人観光客の取り込みを強化する。
 同ホテルは地下1階、地上13階建てで、客室数は274室。1961年の開業から約50年が経過し、同社運営のホテルフジタ京都(同)が来年1月に営業を終了することもあり、京都国際ホテルに集中投資する。
 改修は11月に始める。営業を続けながら4年間かけて完成させる。主力の2人部屋を現在の2倍の50平方メートルに広げ、玄関をリニューアルする。部屋数や宿泊料は未定。何度も京都を訪れている女性客などをターゲットにし、リピーター獲得につなげたい考えだ。
 ホテルフジタ京都内のステーキレストラン「近江」を移設し、既存のレストランと合わせて玄関近くに集約。1階の駐車場は地下に移す。設計は建築家の隈研吾さんに依頼する。
 同社は「現在は団体客や家族連れが多いが、今後は『大人のためのホテル』を目指し、京都の良さを知る個人客や女性客グループをつかみたい」(広報部)としている。
最終更新:10月15日(金)9時39分
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