独自の米粉製造法、製粉大手にプラント販売へ 札幌の加藤粉体技研

米粉開発・製造の道内ベンチャー、加藤粉体技術研究所(札幌、加藤進社長)は、独自開発の米粉製造プラントを国内外の製粉会社などに販売する。同社開発の特殊な米粉は、パンなどを膨らませる小麦グルテンを加える必要がないとして注目されており、コメの需要拡大に弾みとなりそうだ。

 大手製粉会社など数社と交渉しており、道内発の技術が全国に普及すれば、米粉の商品開発や需要拡大が見込める。加藤社長は「自社だけで技術を囲い込み、米粉の生産を続けるには限界がある。製造プラントを外部に提供することで、輸入小麦への依存度を下げることができる」としており、一部の技術を外部に公開する。

北海道新聞11月19日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/260781.html
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