札幌の飲食店で支援活動が活発化−東日本大震災のチャリティーで /北海道

みんなの経済新聞ネットワーク 3月28日(月)19時0分配信
東日本大震災を受け、札幌市内の飲食店でも被災地へのチャリティー活動が活発になっている。(札幌経済新聞)

すすきののレストラン「FINCH of AMAZING DINER」(札幌市中央区南4条西2、TEL 011-563-5057)は現在、チャリティー専用コースとして「チャリティープリフィクスコース」を提供している。価格は3,000円で、そのうちの1,000円を義援金に充てる。寄付先は日本赤十字社を予定。提供は6月末日まで。

 同店ブライダルマネジャーの白石孝信さんは「現地へのボランティアや食料や物資の輸送も検討したが、被災地のインフラ整備や仮設住宅などが整わない現段階では募金という方法が一番有効では、と考え今回の企画に踏み切った」と話す。義援金は、1カ月で30万円、6月末日までに100万円を目指すという。

 「日本全土がショックを受けている今だからこそ、幸せなことをより『ハッピー』に。今だからこそ、笑顔で働いて皆さまに元気をお届けしたいという思いから、『いまこそ笑顔で Play For Japan』を合言葉にチャリティーコースを企画した」と白石さん。「私たち飲食店が届けることができるのは笑顔。いつも以上の笑顔でお客さまをお迎えして、おいしい料理を召し上がっていただきつつ、チャリティーとして募金を行いたい」とも。

 札幌を中心に焼き肉店「徳寿」を展開する梨湖観光(白石区)は3月19日から、同店で店頭販売しているキムチ(250グラム入り、500円)の売り上げ全額を義援金として日本赤十字社に寄付する「キムチ募金」を行っている。募金用のキムチは2,000個を用意。同社担当の高橋さんは「完売すれば100万円を寄付できる。期間は今月31日までの予定なので、それまでに目標達成を目指したい」と意気込む。

 同品を購入した須田悟さん(33、会社員)は「『キムチ募金』という見せ方にインパクトがあり目を引いた。もともとおいしいキムチということは知っていたので、それを買うことで義援金になるなら買わない理由はなかった」と話す。

 札幌のコーヒー店「櫻珈琲煎房」(本店=南区真駒内)は4月1日〜30日、札幌駅構内に設ける期間限定店「スーベニアキオスク札幌西店」で引き換えができる同店のコーヒー豆(200グラム)をクーポン共同購入サイト「Do Pon!(どぅーぽん!)」で販売。同サイトを通じた売り上げの5%を義援金として日本赤十字社に寄付する。

 「今回の震災を受け全国的に経済活動の自粛ムードが漂っているが、このまま経済が衰退し止まってしまうのはどうかと考えた」と同店代表の大島さん。「被災地への支援はもちろん大切だが、この自粛ムードを払い経済活動を活発化することで、長い目で見れば日本のためになるのでは」とも。
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