上海市の百貨店小売店3日間で約10億元(124億円)の売上を達成

〔2011年10月06日掲載〕

報道によると、国慶節1日から3日までの上海市内の百貨店、小売店のうち60の大型店、有名店の総売り上げは10億3500万元(約124億2000万円)に達し、前年比26.2%の増加となった。

  国慶節連休は毎年どの店も国慶節大セールを行う。買い上げ分の買い物券プレゼントやポイント大幅サービスなどで集客し、その結果今年は百貨店で平均28.4%、ショッピングモールで平均16.4%の売り上げ増加となった。
  例えば新世界城では200元の買い物で500ポイントサービス、60%オフから特売品をそろえ3日間で1億1000万元の売り上げがあった。前年比75%増だという。
  第一八百伴(簡体字はニンベンに百)ヤオハンでは600元お買い上げごとに600元の買物券プレゼントキャンペーンにより3日間で1億4000万元、前年比49.6%増となった。その他の有名百貨店も前年比22.5%増から27.6%増となっている。
  上海市北部にある五角場商業エリアでも大抽選会などで集客効果があり前年比51%増の売り上げとなった。
  浦東新区の張楊路商業エリアは前年比48.2%増、南京東路商業エリアも40.5%増となった。

  また国慶節連休は結婚式シーズンでもあるが、今年は金の価格が下落しているため結婚祝いに金製品、装飾品を買い求める人が急増している。投資目的もあり、金製品の売り上げは昨年より4割も伸びているという。

  ヤオハンでは600元以上の買い物で同額の商品券プレゼントをやっていたため店内にダフ屋がたくさんいたそうだ。ダフ屋はもらった買物券が要らない客から買い取り、買物しようとする人に寄って来て買物券を売りつけるのだという。驚いたことにレジ係の店員も買物券を持っていない客に対して「ダフ屋から買物券を買えばもっと安く買える」とアドバイスしていたとか。親切なのだろうか。日本人には理解しずらい感覚だ。

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