ニュース拡大鏡/外食大手、売り上げ堅調−「高付加価値」求める顧客

掲載日 2014年7月9日

 4月の消費税率の引き上げ以降、大手外食チェーンの売り上げが堅調に推移している。日本フードサービス協会の外食産業市場動向調査によると駆け込み需要のあった3月以降、5月まで前年同月を上回った。外食市場はピーク時の8割規模に縮小する中、高付加価値商品の開発や新たな顧客層の掘り起こしなどあの手この手で業績拡大を目指す各社の取り組みを追った。(大楽和範)
 「価値のある高額商品が受け入れられる時代になった」と実感するのは幸楽苑の新井田傳社長だ。同社は定番商品だが利益率の低い「290円中華そば」の注文率を下げるため、従来最も高かった商品より100円高い590円の商品を昨年9月に投入した。その結果、中華そばの注文率は33%から22%に低下し、590円商品の注文率は19%を確保。さらに100円高い690円商品を開発している。
 うどんチェーンの丸亀製麺は夏季限定商品「濃厚豆乳豚キムチ冷かけ」「旨辛鶏ネギ冷かけ」(どちらも並で消費税込み価格530円)でテコ入れを図る。

http://www.nikkan.co.jp/news/photograph/nkx_p20140709.html


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