訪日回数:観光客のリピーター率は55.3%(08年)→56.3%(09年)に上昇。

7月20日8時0分配信 インド新聞
 日本政府観光局(JNTO)は30日、訪日外国人旅行者を対象としたインタビュー調査報告書『JNTO訪日外客訪問地調査2009』を発行する。外国人旅行者の日本国内の訪問地や旅行形態など訪日外客数統計だけでは分からない情報を把握するためにJNTOが毎年行っているもので、09年は訪日外国人旅行者1万5,355人へインタビューを行った。JNTOのウェブサイトに概要が紹介されている。

(1)回答者(1万5,355 人)の約3人に2人が関東を訪れ、3人に1人が関西、5人に1人が中部、10人に1人が九州を訪れる傾向が08 年に続き09 年も継続。

(2)都道府県訪問率の上位も08 年から順位の変動はなく、東京都(1万5,355 人中58.8%が訪問)、大阪府(24.4%)、京都府(20.6%)、神奈川県(16.7%)、千葉県(12.7%)、愛知県(9.6%)、福岡県(8.6%)の順。

(3)北海道(8.0%)が兵庫県(7.9%)を初めて上回り8位に。中国人に人気の高い山梨県(6.8%)が10位に。

(4)都市・観光地別の訪問率は、08年と同様、1位は新宿(34.8%)。中国からの旅行者に限ると1位は秋葉原 (42.4%)。秋葉原は訪日客全体でも初めて20%台を記録(20.2%)。

(5)来訪者のうち、アジア主要市場(韓国、台湾、中国、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インド)からの旅行者比率が最も高かった都道府県は富山県(08年82.6%で4 位→09年91.0%で1位)。

(6)欧米豪主要市場(オーストラリア、米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、ロシア)からの旅行者比率は、08年に続き広島県が1位(50.0%が欧米豪主要市場から)。

(7)観光客が訪日前に期待したことは「日本の食事」(58.5%)がトップ、以下「ショッピング」(48.5%)、「温泉」(43.4%)の順。日本の食事はショッピングを抜いて初めての1 位に。

(8)特に満足した日本の食事は「寿司」(42.1%)、「ラーメン」(20.8%)、「刺身」(19.8%)、「天ぷら」(11.1%)。台湾の旅行者などにラーメンが大人気。

(9)訪日目的:観光53.0%(08年)→48.8%(09年)に減少。韓国人観光客などの大幅減が影響。

(10)訪日回数:観光客のリピーター率は55.3%(08年)→56.3%(09年)に上昇。

(11)旅行形態:観光客の旅行形態は個人旅行が57.5%(08年)→63.8%(09年)に上昇。

 なお、2009年のインドからの日本訪問者数は5万8,918人、訪日外客総数約688万人の0.9%を占めた。今回のJNTO調査へのインド人回答者数は180人で全体の1.2%を占めている。

 調査結果によるとインド訪日者の68.9%が東京、23.9%が神奈川、20%が大阪、18.3%が京都、15%が愛知を訪問した(複数回答、以下同様)。訪日前に期待したことはショッピング63.6%、日本人の生活に対する興味63.6%、繁華街の見物36.4%、日本の食事36.4%、自然景観・田園風景36.4%などとなっている。(JNTOのウェブサイトから)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100720-00000000-indonews-int

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