九州の外食や卸各社、広域から青果調達 豪雨で産地被災

2012/8/29 6:04日本経済新聞　電子版
九州北部豪雨による被害の影響で、外食や卸売業の間で野菜や果物の調達先を変更する動きが広がってきた。福岡県や熊本県の産地が供給難に陥り、トマトやキャベツなどの需給が逼迫。ヤマエ久野はトマトなどの調達先の一部を東北などに切り替えたほか、リンガーハットは九州外からの仕入れを上積みする。イチゴなど冬の青果物も産地の復旧が遅れ収穫期に間に合わなければ、流通の見直しを迫られる可能性がある。

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