神姫バス、ワイズテーブルと提携

2013/5/18 6:00

神姫バスは外食事業に本格参入する。ワイズテーブルコーポレーションとフランチャイズチェーン（ＦＣ）契約を結び、イタリア料理店を兵庫県内で展開する。１号店を６月に神戸市に開く。従来は大衆向け外食を子会社で手がけてきたが、高級レストラン事業を本体の事業の柱に育て、グループのブランド力を高める。

　ワイズテーブルが主に関東で54店展開する「サルヴァトーレ　クオモ」を展開する。店内の窯で焼くナポリピッツアが売り物で、１号店は６月12日、神戸市の三宮地区に開店する。店舗面積は約250平方メートルで、カウンター５席を含め全88席。

　今後は神姫バスが拠点を置く姫路や阪神間に店舗展開する考え。姫路では駅前再開発で同社が建設するオフィスビルに2015年春に出店する方針だ。神姫バスは農業事業も展開しており、将来は自社生産した青果などを店舗で使う地産地消にも取り組む。

　神姫バスはこれまで子会社の神姫フードサービス（兵庫県姫路市）を通じセルフ食堂など大衆的な飲食店を手がけてきた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO55173930Y3A510C1LDA000/

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